眼のアレルギーとは
アレルギーとは、外から入ってくる異物に対して、体の免疫反応が過剰に起こることを言います。目のアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)としては、いわゆるハウスダスト(ダニ、カビ、動物の毛やフケなど)や花粉などが代表的です。アレルギーを起こすと目やまぶたが痒くなり、充血を来たし、白っぽい目やにが出ます。
アレルギーの検査
- 指先から採血を行い約20分でアレルゲン(アレルギーをおこさう物質)を測定することができる検査
- 涙液を調べることでアレルギー性結膜炎の診断が簡単にできる検査
を行っています。
眼のアレルギーで行う治療内容
治療には、点眼薬を用いますが、抗アレルギー剤の点眼のみで症状が治まらないときは、内服薬やステロイド点眼薬を併用する場合があります。また、春先のスギ、ヒノキや夏のイネ科植物の花粉、秋のブタクサなどキク科植物の花粉による季節性のアレルギーによる目の痒みや目やに、流涙、くしゃみ、鼻水,鼻詰まりなど、アレルギー症状でお困りの方もご相談ください。初期療法として飛散時期の2週間くらい前から抗アレルギー剤の点眼や内服を始めると、症状の悪化をより抑制しやすいと言われています。花粉症の治療をご希望の方は、早めのご来院をお勧めします。